2026/05/14 06:54

当日の様子を写真と共にお伝えします。
このレクチャーは、昨年開催したバリ島をテーマとした写真展「第二の故郷展」のオープニングセレモニーにご来場頂いた日本在住のインドネシア人であるサントーソ ペトルス アリ(Santoso Petrus Ari)さんからの依頼で実現した背景があります。Ariさんは、慶應義塾大学の講師でインドネシア文化の紹介や言語教育を行っている先生です。
彼は以前からBALIISMの事を知っており、外国人である私がインドネシアで起業した経緯と留学体験について関心を持って頂いていたようで、Ari先生のゼミ授業で90分のレクチャーをさせて頂くことになりました。
慶應SFCは、スタートアップ・ベンチャー起業家を多く輩出している学部で、今回の講義を受講した学生たちも
自身で起業やビジネスに挑戦してみたいという方がほとんどでした。これは私も事前に知っていて、いつか交流してみたいなと思っていたので良い機会になりました。
一般的には上場企業や有名企業に就職、安定した職につきたいという学生が多い中、起業という道を選ぶ学生はあまり多くないかと思います。就活し会社員として働いた後ある程度のキャリアを積んだ段階で起業したいという学生も居つつ、在学中から既に起業している学生も中には居ました。
レクチャー内容を話す前に、慶應SFCに来て感じた印象をお話ししようと思います。
キャンパス内に鴨池という大きな池があり、その周りは芝生で覆われています。
今日は天気が良かったこともあり、ピクニックのようにレジャーシートを広げて会話をする
学生たちが多く居たのが印象的でした。私も彼らに混ざり、学生たちの近くで30分ほど鴨池ゾーンの周りを散歩したり私も芝生に座って鴨池を眺めていたりしたのですが、ベストフレンドと思われる2人や3〜5人のグループで
コミュニケーションを取っている学生が多く、内容としては学業とは関係ない、たわいもない会話をしている方達が多かったですが、このキャンパスだからこそできる事を存分に発揮しているように感じました。

▲キャンパス内で仲間とコミュニケーションをとる慶應SFCの学生たち。
今の時代、知識だけを習得しようとすれば、無料オンライン講義の授業や、それこそAIに聞けば専門知識も容易に習得できてしまうわけです。にも関わらず何故大学で学習するのかというと、同じ目標に向かっている仲間(ライバル)その人と常に繋がれる環境にあるのが大学キャンパスであり、その環境自体に価値があるからです。
それを彼らは十分に理解していて、コミュニケーションを積極的に取っているのかと思います。特に慶應の学生は研究に没頭している学生が多いでしょうから、雑談するのは気分転換にもなりますし、リフレッシュして頭の中を整理する時間になります。時には議論したり、その議論を通じて新しいビジネスアイデアが生まれたりとグループで過ごすことは非常に価値のある時間かと思います。
さて話を戻しますが、Ari先生のゼミクラスでレクチャーを行うのは事前に知っており10名弱との事だったので
それに合わせた構成を準備していましたが、当日来て予想外だったのは、半分以上が外国籍の留学生であった事
そしてインドネシアからの留学生3名居ました。そのうちの1人はバリ島出身の方です。
そのため、英語やインドネシア語を交えてレクチャーすることに急遽変更しました。
というのも、プレゼンテーションの資料は全て日本語で書かれていますが、母国語で話してもらった方が
頭に入りやすいと思ったからです。実際このスタイルは、バリ島の日本語学校で特講した経験があったことから
割と自然にできました。

レクチャーの内容としては、何故バリ島で起業しようと思ったのか。それに至るバックグラウンドなど説明しましたが、この記事に書くと長くなってしまうので割愛させて頂きますが、メイントピックとしては「メディアに取り上げてもらうための仕掛けづくり」をテーマに話しました。これは慶應SFCの学生にとって最も関心のあるトピックだと思ったため、この部分について具体事例を元に説明しました。端的にまとめると、メディア記者は社会情勢などを元にフレッシュなネタ探しをするのが仕事であり、それを放送するのがメディアの役目である。つまり、記者がこのトピックをこのタイミングで放送すれば反響を得られそう。とうネタを探しているので、番組企画者や記者に響く内容を伝えればいい。またそれに関連する商品を出せば、取り上げてもらえる率が上がる。二番手ではなく一番手であれ。似たようなものが世の中に既に存在するのであれば、差別化した商品。オンリーワンなオリジナリティのある商品を作るべきである。というお話をさせてもらいました。

BALIISMでは2018〜2021年にかけ新聞や雑誌といった紙媒体にも取材、掲載されましたが、これも構造的には上記と同じです。今回、終始メモをとったり、常にスライドと私に注視していた学生ばかりで、とても有意義な時間になりました。また何処かでお会いしましょう。Sampai jumpa!

▲今回のレクチャーを視聴してくれた慶應SFCの学生たち

