2021/11/04 21:21

ようやく麦わらストロー作りワークショップが開催できました!
本当は8月に開催予定だったんですが、緊急事態宣言の影響があって2ヶ月ほど延期しました。
10月も開催できるか危うい状態でしたが、何とか落ち着いてきて無事に開催できました。

当日の開催の様子を写真と共にお伝えしていきます。

開催にあたってご協力頂きましたのは 埼玉県 深谷市にある卵直売所 花園TAMAYA です。
今回、深谷市で育った大麦を使ってストローを作るという流れであったため、市内で行いたいと考えていたのですが
一際目立つ外観と洗練された空間である花園TAMAYAで行いたいとオーナーの高橋社長にお願いした所、
快く引き受けて頂くことができました!ありがとうございます。


店内の雰囲気も、凄くオシャレで遠方からわざわざ買いに来る方も居るそうです。
そんな深谷のアイコン的な会場で今回イベントを行うことができました。

当日は暑くもなく、寒くもない過ごしやすい秋晴れだったので駐車場にビニールシートを張って、
その上で麦を裁断していく流れにしました。
真ん中に大きく積まれているのが今回の講師である深谷で農業を行なっている 橋本梢さんが作った大麦を収穫した状態のものです。

大麦の説明を聞いた後、ストローに使えそうな麦を選定していきます。
今回家族連れで参加した方も多く、ご家族で協力しながら黙々と作業されていました。


大麦は、とうもろこしと似ていて皮があるので剥いでいかなければなりません。
そして節の部分も避けてカットしていきます。なので1本の1m以上ある長い麦からは2、3本取れるかといった所です。

長さを整え、なんとなくストローっぽい形になってきました。
このままでも使用と思えば使えるのですが、口に触れる物ということもあり衛生上、煮沸消毒していきます。

熱湯の入った大きな鍋に、麦わらストローを入れて軽く麦を湯がいていきます。
麦わらストローは熱に強いのが特徴です。紙ストローを熱湯に入れると直ぐにふやけてしまいますが、麦わらストローは大丈夫です。


数十分乾燥させました。
完全に乾くのには、数時間かかるそうですが、今回これを使って麦茶を楽しむ事がイベントの一つでもあったので
半乾きの状態でしたが使ってもらいましたが、そこまで特に気にならなかった印象です。


この大麦を使って、並行して麦茶も作っていたのですが、麦わらストローを使って飲むと優しい口触りでより自然感が味わえたという
コメントを頂きました。自身で作ったストローを使うのもまた良いですよね!