2019/12/10 21:08

環境をテーマにした展示会「エコプロ2019」が今年も東京ビックサイトで開催されました。

BALIISMも出展しましたので、今年の開催内容をお知らせしたいと思います。

本年度は12月5日(木)〜7日(土)の3日間、西ホールで開催されました。

BALIISMの展示も昨年同様、公益財団法人日本インダストリアルデザイナー協会が協賛しているブース
『JIDA NEXT ECO DESIGN2019展』内に出展させていただきました。
エスカレーターを上がって西ホール4にあります。

JIDA のブースの特徴は、繰り返し使えるダンボール什器を使用しているということです。
展示台や背面の壁も全てダンボールで作られています。
通常の展示会のブースは、木製フレームに壁紙を貼っていることが多いのですが
このタイプだと、どうしても一度限りで捨ててしまう部材が出てしまいます。
ダンボールから作られたブースは簡素な印象はあるものの、繰り返し使えるので、環境には非常にやさしいブースと言えます。
(写真は会場設営時の様子)


今年のブースの外観はこんな感じです。
デザインを学ぶ学生達とプロのデザイナーが個々に作った作品を合同で展示しました。

BALIISMの今年の展示は、「マイストロー」がテーマです。
外出先に持ち運んで使える「竹製のケース」を今年の5月にリリースしたため、ケースと共に展示しました。
マイストローを使っている人は、まだまだ少ない印象なので、まずは興味を持ってもらうために
商品の使い方を動画と写真を使って紹介しました。
マイストローの素材は「竹」から作られているバンブーストローで洗って何度でも使用できます。
これをケースに入れて、持ち運ぶことにより外出先のカフェなどでストローをゴミを出さないエコなカフェタイムに
なります。

海洋汚染問題が今年、メディアで多く取り上げられたこともあり、ストローについて関心を持っている人が多いようで
たくさんの方に見てもらうことができました。
JIDAブース、3日間の合計来場者は4437名でした。

生分解性のあるストローとして、様々な素材のストローを紹介しました。
「竹ストロー」と「シダストロー」が洗って何度でも使用できるタイプのストローです。
洗って何度でも使用できるストローはゴミを減らすという意味では環境にとってはベストなのですが
実際、業務用として運用するには洗って乾燥するためのスペースが必要であったり、衛生面ですぐに対応できない店舗も
あると思いますので、一度限りのタイプのストローも展示しました。
共通するのは「全て土に戻る」ということ。
自然分解されるので、誤ってポイ捨てされて海に流れてしまっても、生態系に影響を与えにくいストローと言えます。
「麦ストロー」、「竹繊維ストロー」、「さとうきびストロー」、「米粉ストロー」が一度限り使用できるタイプで、テイクアウトにも最適です。プラスチックストローの代替品として、紙ストローが普及し始めていますが、水を吸ってしまい直ぐにふにゃふにゃになって飲みづらいという声もあったのと、色々な会社が紙ストローの製造を始めたことから、差別化する意味でもBALIISMは紙ではない素材のストローを開発しています。


こちらはプロのブース。会期中は小学生〜研究者まで沢山の方に訪れて頂きました。
来年もエコプロ展でお会いしましょう!

エコプロ2019で展示した一部の商品は公式ウエブサイトからも購入できます。
ご興味がありましたらお試しください↓