2019/10/23 23:41

皆さんこんばんは。Gede Masayukiです。
今、私はバニュワンギというジャワ島最東部に来てます。
バンブーストロー の需要が高まっていて、生産量も徐々に増えつつあるため
バリ島のシガラジャ、カラガサムに続きバニュワンギでも生産を開始してます。

バリ島中心部のデンパサールから車で約6時間というアクセスの悪さから観光客は
ほとんど居ませんが、自然災害が少なくモノを製造するのには最適な場所です。

バンブーストローの生産の話ばかりだとブログを見ている方も飽きちゃうと思うので
今日は、たまたま知った「アサムキャンディー」を紹介したいと思います。


竹ストローの製造工房の近くに住んでて、仲良くなったご近所さんです。
合間を見て、遊びに行ってみたら今日は何か作業をしていました。興味本位で何しているの?と聞いてみたら
「アサムキャンディー」を作っているとのこと。


話を聞くとキャンディは手作りで・・・色々とね工程あるんだよと言ってたので、
うんうん、すごいなーって関心しそうになりました。
でも、よく聞いてみたら 木の実を干して、剥いて、砂糖をまぶすだけだそうですw
というこれ以上シンプルにできないくらいのシンプルな工程。そんな大変ではないのでは・・・ (笑)
 
お婆さん達が黙々と皮をむいています。


この皮がキャンディーになるのですが、見た目がちょっとね(全然美味しそうに見えないのは、伏せておきましょう・・・笑)
さて、見た目はおいといて、皆さん、どんな味がすると思いますか?

ヒントはインドネシア語。(アサム)の意味を知ってれば、分かるでしょう。
その名の通りアサムの味がします!









正解は、ビタミンCたっぷり酸っぱいキャンディーです!
アサム(ASEM)とは インドネシア語で「酸っぱい」という意味です。
砂糖をまぶす事によって、甘酸っぱくなります。この方が美味しいかな。
見た目は酸っぱく見えないんですが、実際舐めてみたら凄く酸っぱかったです。

種は使用していないため、捨ててしまうそうです。
ちょっと勿体無い。加工すればブレスレットとかに出来そうなのに!
(この種を使ったアクセサリーは既にあるそうですが、この地だと買う人が余り居ないので作ってないとの事)

近くに、この実が取れる木があるということだったので、
連れて行ってもらいました。


おお。これがアサムの木だそうです。近くに行ってみると実際に成ってました。

こんな感じでアサムの実が成ってます。

近所の子供と一緒に協力して探したら2〜3分でこの通り。
一本の木から結構採れるようです。

半日、天日干しするとより酸っぱくなるそうで、こうするのがポイントって言ってました。
地べたに直接置いちゃう所が、インドネシアっぽいですがこういう知恵があるのは良いですね。
( 補足ですが、、BALIISMのバンブーストロー は日本にも通用する品質を追求してますので
地べたにこのように置いたりはしませんのでご安心下さい(笑) )

インドネシアは自然の恵みを活かして生活しているのが実感できます。
ビタミンCのサプリメント買わなくとも、これで栄養補給できますからね。
素晴らしいと思います!

また、こういう発見があったらブログで紹介したいと思いますー。
閲覧ありがとうございました! Terima kasih